2007年01月14日

楽しい自由作品発表会

夏休みの宿題には、自由作品・自由研究があると思います。こどもは一生懸命工作・絵・習字・研究レポートを学校のほうにもってきます。せっかく一生懸命作り上げてきた自由研究ですから、子どもたちが
「作ってよかった!」「またやりたい!」
とやりがいを感じ、次につながるやる気の出る発表会にしたいものです。

今回は、作品の発表の仕方と、鑑賞の仕方について説明します。作品の発表の仕方ですが、ふつうは1人1人前に出て出席番号順もしくは席順に工夫しているところを発表していると思います。でもそれでは楽しくありません。

せっかくやるからには、発表会もみんなが盛り上がる楽しいものにしたいものです。

まず1つの方法は、ニュース風に紹介する方法です。作り始めから作り終わるまでをニュースキャスター風に説明します。

2つ目は、テレビショッピング封に説明する方法です。テレビショッピングの場合は、工夫したところやみんなに見てもらいたいところを強調して説明すると楽しい発表会になります。

3つ目は、クイズ番組風に発表する方法です。たとえば、この作品の材料は何でしょう?1番、木材。2番、紙粘土。3番、コンクリート・・・では1番だと思う人・・・・という感じです。

ニュースキャスター風やテレビショッピング風というのは、子どもにとって少しイメージがわきにくいかもしれません。まず最初に実際のニュース番組やテレビショッピングの番組を見せてから、発表するための文章を考えさせるというのが良いかもしれません。

次は鑑賞の仕方です。1人1人に名前・工夫したところについて書いてもらい、それを作品に張って教室に掲示するという形でも良いですが、個々では子どもたちがより『やりがい』と『やる気』を引き出すために少し工夫してみましょう。ただし、少し時間がかかります。

まずは作品カードを配ります。作品カードとは、友達の作品を見てよいところなどを書くためのカードです。1人に5枚程度配りましょう。作品カードは、メモする程度のものでいいです。小さい紙でかまいません。

作品カードを配ったら、15分程度鑑賞をする時間をとりましょう。この間に子どもたちは自由に動き回り友達の作品を見て、感じたことを感想を感想カードに書きます。

15分たったら、作品カードを書いた友達に渡していきます。このとき注意したいのは、作品カードが1枚ももらえない子どもが出ないようにすることです。もしも作品カードを1枚ももらえないような子どもが出た場合、その子どもは『やる気』を失います。夏休みの作品なんか作らなければ良かったという気持ちになってしますので注意してい下さい。

では1枚も作品カードをもらうことができない子を出さないための方法を考えましょう。まぁこの子は1人も友達がいないこですね(苦笑)また配慮のほうをしてあげてください。

作品カードが最低1枚はもらえるように、たとえば隣の席の子どもには、必ず作品カードを書いて渡さなければいけないなど、決まりを作りましょう。出席番号の前の人とかでもかまいません。

子どもは作品カードをもらうことで、よりいっそう作品を作ったことに対して『やりがい』を感じます。また作品カードを書くことで、お互いの作品の良いところにも気づくことができます。

先生からも作品カードをもらうことができれば、子どもたちはとても喜ぶでしょう。あなたもぜひ子どものために一緒になって作品カードを書いてあげてください。

あ、ちなみに私はしません。時間がありませんので・・・過去に何もコメントを書かずに夏休みの作品を返してしまい、保護者からクレームを受けた管理人でした。けれども今年もめげずに夏休みの作品にはコメントをかきません(笑)ただし、めんどくさいからといってそのまま返すのはやめましょう。せめてはんこぐらいは押しておきましょう。保護者からクレームがきますよ。
posted by 松井先生 at 09:40| Comment(1) | TrackBack(11) | 楽しい自由作品発表会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月26日

ほめる技術

あなたは子どもをほめるときどのようにほめていますか?
「子どもができるようになったことを具体的にほめるようにしています。」
とてもいい方法ですね。子どもはそのことについて自信をもつようになるでしょう。

ほめる方法もいろいろあると思いますが、ほとんどの先生はほめるときに言葉でほめると思います。しかし言葉以外にもほめる方法はあります。それは文字でほめる方法です。

私はほめるときに言葉だけでなく文字でもほめるようにしています。文字でほめる利点は、言葉だとすぐに消えてしまいますが、文字だとずっと残ります。

学級通信などで
「今日掃除が終わったとき、山本さんは床に落ちているぞうきんを全て拾い、きれいにそろえてかけていました。すばらしいですね!」
と短い文で数人をほめます。

もしも学級通信に自分の名前が書いてあった場合は、その文章のところを赤鉛筆で赤線を引くように言っています。そしてそのプリントを家のどこかで1週間はるように言います。

それを見た親は、
「しっかりとがんばっているね!」
と子どもをほめます。

子どもは自分の良いところが書かれている文章を、何度も見ることになります。何度も見ることで、前以上に自分に自信を持ち何でもがんばるようになります。ぜひ参考にしてください。


posted by 松井先生 at 08:49| Comment(0) | TrackBack(1) | ほめる技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

教育相談所の話パート2

私は教育委員会まで行きました。案内された場所は、子どもが遊べる部屋という感じでいろいろなおもちゃがありました。この場にいるのは、セラピストと呼ばれる方2人(けっこう若い)とベテランの方1人、それと私、教頭先生です。

まずは私が担任している子どもについて、教育相談所での様子を聞きました。その次に学校での様子を私が話しました。ここまでは良かったのですが、次から私にとって気に食わない展開となりました。

私自身このこのために、特別にいろいろやっているのですが、セラピストの方は、このことをほめつつサラにいろいろなことを私に要求するのでした。

まずは、コミュニケーションがうまくとれないので、子供同士でトラブルがあったときはお互いの話をよく聞いて、どこでトラブルが起きたのかを調べ、この子をしかるときは上からむやみにしかるのではなく、何が原因だったのか理解させつつしかることが大事だと話されました。

また、この子の保護者の方は、学校から何も連絡がないことを不満に思っているそうで、何か事件が起きたときは、連絡帳にトラブルについて、またどのように解決したのかを保護者に書いて連絡すると安心されるとの話をしました。

さらにさらに、トラブルが起きたときは、トラブルを起こした子どもが悪者扱いされないように、どんな点で勘違いを起こし相手をいやな気持ちにさせてしまったのか、決して嫌がらせをしようと思ってしたのではない事をトラブルに巻き込まれた子どもに話すと良いことも聞きました。

まだあります。しかるだけでなく、その子どもの良いところ・伸びたところはしっかりとほめてあげるように言われました。

「あ〜しろ、こ〜しろ」こんな話が1時間半も続きます。

非常に残念なことに、このセラピストという方は、悩みを抱えた保護者の方の話を1対1聞くという仕事や、問題のある子どもと1対1で接しながら、良い方向に導いてあげるという仕事をしているので、私たち教師が1対大人数で仕事をしているということを忘れているようです。

セラピストの話されていることは、ほとんど知っている内容でした。理想論をこれはすばらしいですよ!と話しているだけです。

確かに、何かトラブルが連絡帳に原因とどのように解決したか書くことはできます。子どもがトラブルを起こしたとき、どこに原因があるのか、誰が悪かったのか、どうすればよかったのか?勘違いであって、決して傷つけようと思って下のではないことなど、話をすることはできます。また納得させた上で、トラブルについて子どもに指導することもできます。

ただし、時間がありません。そのような丁寧な対応をしていると、宿題を見ることができません。子どもと話をすることができません。子どもが楽しそうに話をしにきているのに、聞いてあげることができません。子どもと遊ぶことができません。

いろいろな子どもとコミュニケーションが取れないのは困ります。私はいろいろな場面で厳しく指導しているので、その分子どもとたくさんコミュニケーションをとらないと、子どもから嫌われてしまうでしょう。

話を聞いてくれない、けどガミガミ言う先生になってしまいます。セラピストの方が言うことは、確かにすばらしいです。しかしそれは理想論であって現場を知らない方の話です。もしもこの方というようにクラス運営をしていくと、学級崩壊になる可能性がでてきます。

私は長々と(1時間半も!!)すばらしいく理想的な話を聞かせれてうんざりしました。

最後にセラピストの方が、
「長々とこちらばかり話して申し訳ありません。何か先生の方からお話はありますか?」
と聞かれたので、ぶっきらぼうに
「ありません」
と答えました。

さすがに相手の気持ちになって考えるのが上手なのか、コチラが不機嫌であることがわかったようで苦笑いをしつつ、今回の話し合いが終わりました。

次回、教育相談に行ったときは、ぜひ私たち教師の仕事について理解しているか、もし理解しているのであれば、8時半から5時までどのようにことをしているかたずねたいと思います。

もしも理解しているのであれば、どこでそのすばらしく理想的な実践をすればよいのかたずねたいと思います。もし教師の仕事を知らないのであれば、丁寧に教えたいと思います。

そのすばらしく理想的な実践を、どこですればよいのか話を聞くことができれば、私は教育相談所までわざわざ足を運んだ意味があるというものです。しかし話をしておきながら、実際にどうすればいいのか困ったのであれば、やはりコチラからセラピストの方にお話しておくべきだと思います。

まずは教師の方に話をする前に、教師の仕事について理解すべきこと!でないとただの理想論になってしまうことをお話したいと思います。

わたしも次回は黙ってはいませんぞ!次回はじっくりと議論したいと思います。本来話すべき子どものことではありませんが(笑)

posted by 松井先生 at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育相談所の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月18日

教育相談所の話パート1

私のクラスにも落ち着きがない子がいます。その子の保護者は定期的に教育委員会が運営している教育相談所に通っています。

この教育相談所では、いろいろな相談を受け付けています。
相談内容は
学校へ行きたがらない
・落ち着きがない
・友達と遊べない
・ことばの遅れが気になる
・暴れたり、反抗したりする
・友達から、いじめられている
・能力のばらつきがある
・無気力である
・手洗いなど,度をこえて潔癖である
などです。

どのようなことをするかというと
保護者の方の話を聞いて、必要に応じて助言・検査・継続しての相談を行います。また子どもの場合は面接のほかに遊ぎによる相談を行っています。

どれぐらいのペースでいってるかというと、その保護者の場合は月2回行っているようです。少ない人は月に2回行くことができます。相談は1回50分でなんと無料です。

今回は、いつも保護者と面談をしている方・子どもと面談&遊ぎをしている方から、私と教頭先生にお話があるということで、わざわざ教育委員会まで放課後に足を運ぶことになりました。

この保護者と面談をしている方・子どもと面談&遊ぎをしている方をセラピストと呼ぶようですが、何もたいしたことはない、ただの素人のような感じがします。

次回セラピストと私、教頭先生での1時間半にのぼる話し合いについて、その内容をお話します。私はこの話し合いで怒り、いらいらすることになります。

2006年11月07日

学校の授業レベル 予備校との授業レベルの違い

学校では毎年それぞれの先生の授業レベルをあげることを目的に研究授業というものが行われています。

事前に研究授業では研究する教科について学年で時間をかけて準備をします。教師は日頃から子どもの前で授業をする前に、しっかりと授業の準備をすればいいのですがなかなか時間がありません。

でも研究授業では、学習計画を立てて指導案もしっかりと書きます。学校で働いている全ての先生が研究授業を見に来るので、最高の授業をするためにしっかりと準備をしているのです。

さて学年の先生があつまり、研究授業に向けて話し合い、計画した最高の授業というものがどのような授業か紹介します。

教科は算数です。授業の流れは、解き方を考える授業で先生はそのとき方を教えません。子どもたち自身で解き方を発見しなければいけないのです。具体的には、ある課題に対して、まずは一人でどのようにすれば解決できるのか考えます。次に、班で相談し話し合います。その後班の中の代表者がみんなの前で発表します。

今回の授業では、班ごとの発表が終わった時点ですでに授業の終わりのチャイムが鳴ってしまいました。さすがに授業をされている先生もあせりだし、
「みんないろいろな意見を言ってくれたね。3つの考えがでてきたけどこの中で一番いい考えはこれだね」
とまとめてしまいました。

そのあと一番いいと言ったやり方(このやり方はおそらく塾に行っている子どもが発表した考えであって、そのこ自身が考えたとき方ではないでしょう。)で問題を解かしていました。

授業をされている先生は時間がなかったので仕方ありませんが、
「これが一番いいね」
といってまとめています。しかし子どもたちがいろいろ出した意見に対して、先生がどれが一番いいのか決めるのは変な感じがします。子どもたちで班で話し合い、みんなの前で発表した意見なので子どもたち自身でどの考え方がいいのか決めるべきです。なんのために班で話し合ったのでしょうか?そしてみんなの前で発表した意味はどこにあるのでしょう?

これが現在の学校ががんばって研究し、発表している授業のレベルです。

学校というところでは、授業の内容より見た目が重視されます。発表のときにプロジェクターを利用したり、班での話し合い活動を取り入れたり、みんなの前で発表したり、これらのことを授業ですることははいいことだと学校は考えています。しかしこれらの活動は大きな時間のロスがあります。またあまり脳みそを使わないという問題もあります。

班での話し合いでは、だれが前で発表するかでもめることとなるでしょう。
「だれがでる?」
「おまえがでろよ!」
「おれはいややで」
というような話し合いがあります。

次にプロジェクターを使っているので、移す部分にプリントを置くまでにけっこうな時間がかかります。

班によっては、話し合いがまとまっていないところもあり、みんなが待ちます。話し合いのまとまっていない班と先生だけがなにやら忙しそうで、他の子どもたちはみんなすることがありません。またクラスの前に立って発表する場面では、みんなの前に立って話す子どもは勉強になりますが、聞く側はほとんど頭を使いません。ぼ〜と聞いています。

聞くということは、けっこう集中力がいる作業で、その割には脳みそを使いません。大人でさえ研修なので話を聞いているときに寝てしまう人もいます。よく国会で会議中に寝ている国会議員が映し出されていますが、それぐらい静かに聴くというのは集中力がいりますし、脳みそをあまり使わないので、眠たくなるのです。

結局問題を解く時間はたったの3分です。先生がどの解き方を使うのが一番いいのか説明をしてからたったの1問しかといていません。これでは身につくはずがありません。ほとんど脳みそを使わない授業でした。しかしこんな授業でも見た目がよければ学校では評価されるのです。



2006年10月12日

音読のすすめ

人間のありとあらゆる活動の中で、もっとも脳が活性化している学習は何でしょうか?それとも難しい方程式をといているときか、もしくは単純計算をしているときでしょうか?

東北大学未来科学技術共同研究センター教授であり、ヒトの脳活動の仕組みの解明、研究と応用で有名な川島隆太(かわしま りゅうた)さんによると、音読をしているときが1地番脳みそが活性化しているそうです。

ついつい黙読のほうが読むスピードが早いので、音読を軽視しがちですが、授業や家庭学習で音読をとりいれることは、脳みその訓練という面でみると非常に重要です。

音読を何度も繰り返すと、子どもの場合、自然と文章を暗記してしまいます。何度も音読をして暗礁ができるようになると、だんだん子どもの記憶能力が高まってきていることを感じ取ることが出来ます。最初は暗唱を難しく感じている子どもも、1度暗唱が出来るようになると、2つ目からは、以前苦労したときよりも簡単に暗唱ができるようになっているはずです。

記憶能力が高まってきている証拠です。ぜひ学習の1つに音読することをおすすめします。


posted by 松井先生 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 音読のすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

学校の先生が学校に一言

ふと不思議に感じることがあります。学校というところでは、毎日5時間6時間勉強していますよね。でも多くの保護者はたった週2回、1回あたり2時間程度の塾に多くのお金を払いいかせるのでしょうか?

学校に週五日も通い、毎日5時間も異常も子どもを勉強させているにもかかわらず、保護者を満足させられない学校に問題はないでしょうか?

保護者はたった週二回、しかもそう長い時間指導しているわけでもないのに効果を発揮している塾というものから、学校の先生は何か学ぶことはできないのでしょうか?

残念ながら今の学校現場では、塾から指導方法を学ぶということは、絶対ありえません。勉強の仕方について学ぶ機会はたくさんありますが、誰から学ぶかといえば、同じ先生から、もしくは教育委員会の人間から学びます。世は、井の中の蛙大海を知らずです。塾の指導法なんて禁句も禁句です。誰も一言も話しません。

学校の授業では、授業構成が重要視されています。どのようにして子どもに興味をひかせるか、このことに力を入れています。実際には興味をひかせる授業をするには、準備に時間がかかるのであまりしていませんが・・・また低学力の子どもにどのようにすれば、授業についていけるかばかり考えているような気がします。

また問題の解き方を発見させることにこだわり、いかにわからせるかということばかりに時間をとります。その結果、子ども自身が問題を解くという時間が圧倒的に少なくなっています。問題を解かずに先生の話ばかりを聞いていても、実力はつきません。やはり、たくさんの問題を解いていき、基礎からだんだんと応用問題まで挑戦していく、このことが重要ではないでしょうか?

最近は話す聞くなどのコミュニケーション能力というものに力を入れる学校が多く、まずます学力低下が進むのではないでしょうか?もし塾で話す聞くに力を入れた授業をすると、はたしてどれほどの生徒さんを集めることが出来るでしょうか?お金を出す価値はあるでしょうか?ないですね。話す聞くに力を入れた授業は、結局聞く時間が多くなり、効率の悪い授業になります。考えれば簡単です。

たとえば、クラスに30人の生徒がいるとします。1人3分間話すとすると、聞く時間は、29人×3分=87分ということで、87分も静かに聞いていなければいけないのです。実際は、もっと多くの時間がかかります。静かに聴くことに時間をかけて、本当に意味があるのでしょうか?

学校もまたお金を出す価値のない授業をしているのではないでしょうか?学校は違う業界を見ないフリするのではなく、勝ちあるものとして学び、良いものはとりいれていってもらいたいと一教師として思います。自分の学校では塾のじの字もいえませんが(笑)


posted by 松井先生 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校の先生が学校に一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

積極的に取り組むやる気のある子どもに育てる方法パート4

積極的に取り組むやる気のある子どもに育てる方法パート3の続きです。積極的に取り組むやる気のある子どもに育てる方法パート2と3で山田太郎君と鈴木花子さんを紹介しました。この2つの例は極端な例ですが、この2パターンの子どもが必ずクラスにいます。

やる気のある山田太郎君のタイプは今後もたくさんの成功体験をして立派に成長していくはずです。またやる気のない鈴木リカさんのタイプは今後も楽しくないなーという失敗体験をたくさんしながら成長することでしょう。現在1年間での日本の自殺者は3万人を超えています。鈴木リカさんのタイプは将来この中に入らないことを祈るばかりです。

学校の先生は残念ながらあなたの子どもを助けてあげることはできません。金八先生はまた別ですが・・・

やる気のない→やるきのある に変える事ができるのは、自分の愛するわが子の親、そう保護者しかいないのです。子どもにたくさんの成功体験をさせてあげてください。

さて、ここからが本題です。たくさんの成功体験をするためにはどうすればいいのかをお話していきます。まずは勉強です。あなたは学校の勉強だけで十分だと考えていませんか?

成功体験をするためには、学校の勉強だけでは足りません。学校の先生である私が言っているのですから本当です。ただし、私は塾に行けと言っているのではありません。塾はお金がかかりすぎます。もっと良い方法はあります。

それは、チェレンジや学研、Z会などの通信教材を利用する方法です。この中から子どもが自主的に学習できるものを探しましょう。本屋さんにおいてある問題集では値段は安いですが、子どもが自主的に学習するには不向きです。横にお母さんお父さんがついて勉強するのであれば問題ありませんが、忙しい現代社会ではまず不可能です。。

後は日頃の漢字テストで100点が取れるように、応援してあげてください。

その他勉強では、計算問題が早くできるようになるまで見てあげてください。計算が速く解けるようになると、毎日の算数の練習問題でみんなより早くとくことができます。これも成功体験です。計算を早くとくために、そろばんを習うのも良いかもしれません(私がそろばんを良く知らないので強くおすすめできませんが、そろばんを習っている子は計算の早い子どもが多いです。)

後はプールもお勧めです。やはりみんなに比べて上手であるというのは成功体験の1つです。スイミングに通えば、誰でも経験することができるのでおすすめです。

同じように体操教室もおすすめです。体操教室に通うことで、マット運動・跳び箱運動・鉄棒で他の子どもより上手にすることができます。体育の時間に成功体験を経験することができます。

後は男の子ならドッジボール・サッカーを教えてあげましょう。これはお父さんの仕事です。ぜひお父さんの仕事が休みのときは、一人前になるまで小学校低学年のうちに教えてあげてください。ドッジボール・キックベースは学校の休み時間にいつもします。このときみんなより上手であれば、みんなから頼られます。またクラスのリーダーとも仲良くすることができます。これも大きな成功体験です。

後男の子の習い事で習い事でお勧めなのが、サッカーや野球です。サッカーや野球には、学校のリーダー(力関係で強い子がたくさん習っています。)もしている可能性が強いです。この子達と仲良くできるのも成功体験の1つです。ゲームやアニメ好きの友達ばかりだと、成功体験をするチャンスは少なくなります。

成功体験とはとても不平等です。たくさんの経験をする子どもがいる一方、まったくしない子どももいます。どの親も、自分の子どもが、人生を前向きにやる気を持って進んで欲しいと願っています。

ただ、願っているだけでは何も変わりません。やる気のない→やる気のあるに変えるためには時間もエネルギーも必要です。しかし時間とエネルギーをかけてやる価値のあることだと思います。

人生は、子どものときからある程度方向が決められています。子どもが楽しい人生を送れるよう、ぜひ手助けをしてください。気づいたときには遅かった!とだけはならないように・・・子育てを応援しています。1度成功体験を引き寄せる子どもになれば、後はほとんど何もする必要がありません。ぜひがんばってください!


2006年09月03日

積極的に取り組むやる気のある子どもに育てる方法パート3

積極的に取り組むやる気のある子どもに育てる方法パート2の続きです。今回は何事にもやる気のない鈴木花子さんを紹介します。

あ〜あ、今日もなんか楽しくないな。学校ってなんかしんどいよね。今日も先生の話ちんぷんかんぷん!それにちょっと横の人と話をしただけでちゅういするんだもん。なんか私だけ差別されている感じ。

唯一ましなのが、図工の時間。体育の時間もしんどかったな。お母さんに言っても体育休ましてくれないし、いやだな。今日は50メートル走の記録をとったんだけど、私だけ12秒台なの。男の子は
「豚花子は体重1トン」
とか言ってくるし、もうすぐ運動会のリレーどうしよう・・・出たくないな・・・学校休みたい。

掃除の時間は、なんかしんどいから休憩してただけなのに、他の女の子は私ばかり注意するの!鈴木リカも他の女の子と話していたのに・・・誰も注意しないの。鈴木リカはかわいいから誰も何も言わないんだ。私はあまり美人じゃないから、みんな差別するの。

あ〜あ、学校はつまらないな。お母さんもうるさいし。早く帰ってゲームをしよっ。ゲームは楽しいよ!

さて鈴木花子さんはどうだったでしょう。しんどいことばかりですね。まずは勉強です。今日の勉強は算数ですが、3桁÷1桁です。ただし鈴木花子さんにはわかるはずがありません。なぜなら彼女は掛け算の九九もわからないからです。いちよ先生も教えはしますが、掛け算の九九から教えている暇はありません。掛け算の計算の順番を機械的に教えるだけなので、いまいちピンときません。鈴木花子さんは明日には計算方法を忘れているでしょう。

授業を聞こうと思っても、鈴木花子さんの場合は、まったくわからないのです。これが1日なら我慢できますが、これが毎日1年・2年と続きます。だんだんと勉強に対してやる気が出なくなるのは当然です。

この勉強ができないということは、とってもマイナスなことです。まず先生の話がまったくわかりません。なので他の子どもが手を上げていても手を上げることができません。次にテストではいつも30点・40点などを取ってしまいます。家に帰ったらお母さんに怒られます。これだけでも4つの失敗体験(ここでは成功体験の反対の意味で使います。)をしています。

次に体育の時間です。まず、自分が一番遅いという失敗体験をしています。さらに他の子どもから
「豚花子は体重1トン」と悪口を言われてしまいました。

鈴木花子さんは、たった1日でたくさんの失敗体験をしています。この失敗体験は、子どもからどんどんやる気を奪っていきます。この失敗体験が重なることで、徐々に無気力・やる気のない子どもに変わっていくのです。

あなたのお子さんはどちらのタイプですか?もしも鈴木花子さんのタイプでしたら、大変です。お母さん、パートで1時間で1000円を稼いでいる場合ではありません。もっと他にすることがあります。すぐさま失敗体験ばかりしている子どもから成功体験ばかりする子どもにかえていく必要があります。

成功体験・失敗体験はとても不平等で、成功体験をする子どもは、成功体験ばかりします。失敗体験をする子は、失敗体験ばかりします。1度成功体験ばかりする状態に持っていけば、後は勝手に子どもが成功体験を呼び込みます。最初は大変かもしれませんが、時間と労力を使う価値があるので、ぜひがんばってください。

次回、具体的に成功体験をたくさんする方法をお話していきます。

2006年08月22日

積極的に取り組むやる気のある子どもに育てる方法パート2

積極的に取り組むやる気のある子どもに育てる方法の続きです。

この方法は、子どもにたくさんの成功体験を感じさせるという方法です。
「できた」「やれた」「友達に勝った」
このような成功体験をすることで、子どもは充実感・満足感を手にすることができます。この充実感・満足感を何度も経験することで、さまざまなことに対してやる気を持って取り組む子どもになるのです。

まずは何事にも前向きで、やる気のあふれた子どもを紹介します。

ぼくの名前は山田太郎(仮称)です。え?勉強が嫌いじゃないかって?そんなことないよ!勉強は好きではないけど、嫌いでもないよう。今日はいっぱい手を上げることができたんだ。それにね、みんなが難しくてわからない問題を僕ね、手を上げて答えることができたんだ。お母さんにそのことを言ったら、ほめられちゃった。うれしかったよ!

それにね、今日はプールの授業があったんだけど、クロールの練習をしてるときにね、先生が
「今からクロールを泳いでもらいたいと思います。山田太郎君!ちょっと泳いでください。他の人は山田太郎君のクロールを良く見ておくように!」
て僕をあてたんだ!みんなのお手本になれたか不安だったけど、後で友達が
「山田太郎はやっぱり水泳うまいよな!」
て言ってくれたんだよ。これからもプールをがんばるぞ。スイミングの試験でもバタフライの練習をがんばるぞ!

さてさて山田太郎君はどんな成功体験をしたのでしょう?まずは『たくさん手を上げることができた』という成功体験です。そして『みんなが答えることができなかった問題に答えることができた』という成功体験です。プールの授業では『みんなのお手本として選ばれた』『みんなの前で泳ぐことができた』『友達にほめられた』とたくさんの成功体験を経験することができました。

このような成功体験をすることで、山田太郎君は充実感・満足感を手にすることができました。この充実感・満足感は大人で言うところのタバコ、やく?、甘いお菓子、アルコールなどと同じです。一度経験すると、何度も経験したくなるものです。この山田太郎君は、今後もおもしろくない勉強もしんどい水泳もがんばることでしょう。

何事も前向きでやる気のあふれている山田太郎君ですが、次回は何事にもやる気のない鈴木花子さんを紹介します。

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